埼玉県熊谷市 和型瓦からシングル瓦へ葺き替えリフォーム工事 -群馬の雨漏り修理、屋根工事、屋根修理、屋根カバー工法、葺き替え、棟板金など外装リフォーム専門 藤岡市、高崎、前橋、他群馬全域、埼玉県北対応

  • 昔ながらの和風な和形瓦屋根です。

    施工前 イメージ
  • シングル材へ葺き替えかなり洋風になりました。

    施工後 イメージ
使用材料 アスファルトシングル アルマ
工事内容 屋根葺き替え工事
工事費用 ¥776133円(税込)
工事日数 3日

工事のきっかけ

屋根を軽量したく和型瓦からシングル材へ葺き替えたいとの事でお問い合わせをいただきました。


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埼玉県熊谷市で和型瓦からシングル瓦へ葺き替えリフォーム工事行いましたのでご紹介します。

葺き替え現調

葺き替え現調

昔ながらの和瓦施工です。大棟も積んでありますしケラバ付近には風切りが施工されています。風切り丸と言われてもピンとこない方が多いと思いますが言葉の通り風を切る7寸丸瓦です。

風切り丸は妻側に当たった風が巻き上がって瓦が捲れることを防ぎ強風や台風により瓦の飛散を防ぐ為の防災施工です。昔の施工ですと瓦をすべて釘で留めるという施工はされていませんので風害などの被害で瓦が捲れてしまう事もあります。

葺き替え現調

葺き替え現調

瓦をめくって下地の状態を確認します。下葺き材には穴が空いてしまっている所や野地板が見えてしまっている部分が見受けられます。多分気付いていないだけで雨漏れもしてしまっていると思われます。

野地板の劣化も考慮し野地を増し張りしてシングル材を施工したほうのがよろしいかと思われます。

瓦剥がし

瓦剥がし

まずは積んである棟瓦を剥がします。下地で使用されている屋根土が風化してしまっていて砂のようになってしまっています。このように風化して砂のようになってしまうのを防ぐ為近年では南蛮漆喰が主流の施工になっています。

瓦剥がし

棟瓦を剥がしたら風切り丸を剥がし桟瓦を剝がします。まだ剥がしだしたばっかりですが色々な種類の瓦が使用されているのがわかりますね。

瓦剥がし

瓦剥がし

瓦剥がし

桟瓦を剥がすと桟瓦をひっかけている桟木が出てきます。この段階である程度ゴミをまとめながら作業をします。軒先は屋根土で調整されています。桟木を使わないで屋根土で本葺きをする土葺きなんていう施工方法もあります。

瓦剥がし

桟木も撤去します。下葺き材がかなり劣化してしまっているのがわかります。

野地増し張り

野地増し張り

野地の増し張りです。軒先は糸を張り野地の出が真っ直ぐになるようにし垂木躯体に釘留めをしながら増し張りします。軒先から棟まで垂木躯体の位置を縦に墨出しをして釘留めします。

下葺き

下葺き

下葺き材の施工です。今回使用している下葺き材は日新工業のゴムアスファルトルーフィングカッパ23という製品で下葺き施工をしました。下葺き材はタッカーで野地にピン留めをしています。

軒先水切

ケラバ水切

軒先には軒先水切り板金を取り付けし雨水が雨樋の裏に回らないようにします。ケラバ部にはケラバ水切り板金を取り付けし妻部守り雨水を雨樋に落ちるようにします。

シングル材

今回使用したシングル材はニチハのアスファルトシングル「アルマ」です。特徴としましては軽量であること。粘土瓦の30%スレート材の60%というとても軽量な屋根材になっていて住宅への負荷も軽減されます。

またアスファルトグラスファイバーを使用した柔軟性の高い屋根材のため耐衝撃性にも優れています。

シングル材

シングル材 シングル材

シングル材 シングル材

アルマの本葺きです。今回雪止め金具を455mmピッチ千鳥配置で取り付けさせていただきました。屋根材の固定は釘4点での固定です。きれいに真っ直ぐ葺けていますね。

仕上げ

棟板金の下地の貫板の取り付けです。貫板は15×90の製品を選定し65mmのビスで固定します。

仕上げ

仕上げ

仕上げ

仕上げ

棟板金の施工です。棟板金は下地材に釘留めし継ぎ目には内コーキングをして棟板金を連結させます。

エンド部は棟板金を加工しケラバ水切に咬ませて巴加工します。

和型瓦の時と比べるとかなり洋風な感じになりました。お施主様にも大変喜んでいただけました。

投稿者小口 2023年7月25日

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