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強風により棟板金が捲れてしまっています。
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下地材から交換しました。
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埼玉県深谷市で強風により棟板金が捲れてしまうという被害がありました。今回は高所作業車で棟板金と下地材の交換工事を行いましたのでご紹介します。
下から見ても一部棟板金が捲れてしまっているのがわかります。屋根勾配が急なので屋根の上には慣れている職人さんでないと上れなそうです。
二連ハシゴで軒先から見てみます。
見える限りではこの一部だけですが棟板金に内コーキングの跡が見受けられません。内コーキングされていれば連結されるので多少強度が上がります。しかし飛ぶときはもっと広範囲に飛ばされてしまう恐れもあります。
年数が経つにつれ釘留めされている釘も振動などで緩んできてしまいます。そのため棟板金が少し浮いてしまいそこから風が入り今回のようなことになってしまったという気がします。
棟板金の交換のためだけに足場を組むと足場代の方が高くなってしまうので今回は高所作業車での作業です。
まずは棟板金と下地貫板の撤去です。屋根勾配が少々急なので物の落下などに注意して作業を行います。
下地貫板の取り付けです。棟板金の巾で65mmのビスで取り付けします。貫板の巾が広くなってしまうと棟板金を被せた時に棟板金が浮いてしまい風が入って飛んでしまう原因となってしまいますので注意が必要です。
棟板金の取り付けです。棟板金はスクリュー釘で下地貫板に釘留めします。釘留めは釘同士の間隔を細かめに留めました。
板金同士の繋ぎ目には内コーキングをして棟板金同士を連結させます。
大棟がT字になっている所は棟板金を加工して納めます。
無事棟板金の交換工事が完了しました。工事費用も抑えられお施主様にも満足していただけました。
投稿者小口 2023年7月22日
工事のきっかけ
強風により棟板金が捲れてしまったとの事でお問い合わせをいただきました。