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埼玉県本庄市で漆喰の棟を耐震金具を使用して棟を取り直します。瓦の修理の一環ですね。
■棟の取り直し工事(瓦屋根の修理)
棟瓦を剝がして漆喰を取り除きます。漆喰も経年劣化していて手で簡単にポロっと取れてしまいます。このままだと地震などで棟瓦が崩れてしまう可能性があるので耐震金具を取り付けします。棟の取り直し工事をするさいはほとんど入れていますね。
棟瓦を剝がし漆喰を取り除いたら棟ロックと呼ばれる耐震金具を取り付けします。棟ロックを固定するのに65mmのビスで隅木に固定します。大棟は垂木に固定します。
棟ロックの取り付けが終わったら棟瓦を固定する下地の野縁と呼ばれる木材を棟ロックに釘で固定します。野縁を通すことにより棟瓦の通りが真っすぐになります。棟ロックの高さも均一なためちゃんと平行に棟瓦が納められます。
「なんばん」を使用し棟取りを行います。昔の施工だと葺き土を入れて外側を漆喰するのですが「なんばん」を使用することで葺き土を入れる必要なくしかも強度が高いという事で今では「なんばん」が主流となっています。
「なんばん」を適度な量取り置いていきます。「なんばん」の幅が広すぎると棟瓦を置いたときに横からはみ出してしまうので注意しなくてはいけませんね。なのでタコ糸をはって、ラインを出しておきます。
置いた「なんばん」をなすります。「なんばん」を野縁に押し付けるような感じでなするときれいになすれます。
隅棟と大棟の「なんばん」の施工が終わったら、棟瓦をかぶせていきます。
棟瓦は65mmのパッキン付きのビスで野縁に固定します。締め付けが強すぎると棟瓦が割れてしまうので適度に締めます。
全ての棟瓦をパッキンビスで固定したら施工完了です。これで地震がきても安心ですね。
下屋根も同じ要領で棟を取り直します。あとは通りを確認して完了です!
真っ直ぐ元通りに戻りました!
瓦の修理には「差し替え」や「漆喰の詰め直し」等のさまざまな修理方法があります。ご自宅の瓦に異変を感じたら、お気軽にお問い合わせください!⇒【無料でお問い合わせ】
工事のきっかけ
「棟瓦が波打っているので修理してほしい」との事でお問い合わせをいただきました。