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既存の屋根材の経年劣化が激しいです。
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きれいに仕上がりました。
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群馬県高崎市で屋根のリフォームカバー工事を行いました。
まずは既存の棟包み板金と下地貫板を撤去します。一ヶ所だけ勾配違いの屋根になっています。棟の角度的に12寸勾配ですね。まず人が立つのは不可能な勾配ですね。
12寸勾配のコーニッシュリターンです。中々大変な造りになっていますね。既存は釘頭にシーリング処理がしてあるだけで雨押え板金がされていません。施工としてはよくはありません。
勾配違いの部分の谷部に先に捨て貼りを流します。使用している下葺き材は日新工業のゴムアスファルトルーフィングカッパ23という製品を使用して下葺きします。
谷部は左右から張り上がり折り込むようにして重ね合わせていきます。谷部が3重になるように下葺きをします。
下葺き材は板金をあて物にして釘打ち機で釘留めします。
下葺き材を大棟まで張り上がり下葺き完了です。
軒先部に唐草水切り板金、ケラバ部にケラバ水切り板金、谷部に本谷板金を取り付けし本葺きを行います。
一段目は横暖ルーフSを唐草水切り板金にひっかけてビス留めします。
谷部はチョークラインで印を出してチョークラインの印に沿ってカットして内側に折り込みます。きれいに通っていますね。
雪止め金具は455mm間隔で千鳥配置で取り付けを行いました。
12寸勾配の葺き上がりです。葺き仕舞は寸法でカットします。
谷が屋根の途中で終わっているので葺き足を同じにして両側の谷から葺き上がって合体させます。ガルバリウム鋼板材は葺き足が決まっていて少しでもズレてしまうと咬まなくなってしまうので割り込みをして墨出しをして足を合わせます。うまく合体できてますね。
横暖ルーフの本葺き完了です。
まずは12寸勾配の棟包み板金の下地に胴縁を入れます。本来であれば棟包み板金の下地は貫板を使用するのですが勾配がきつすぎて貫板だと棟包み板金が納まらなくなってしまいますので貫板の半分の巾の胴縁を使用します。棟包み板金も既製品の棟包み板金を折り曲げて角度をつけて取り付けします。
巴部分も従来の納めなら棟包み板金をそのままケラバ水切り板金に咬ませるのですが急角度なのでケラバ水切り板金に咬ませられませんのでケラバ水切り板金の外面で立ち上げをして別物の板金でケラバ水切り板金に咬ませて棟包み板金の立ち上げ部分に咬ませて字折りします。上下で引っ張り合うので外れることはありません。
12寸勾配の仕上げ完了です。きれいに納まりましたね。
大棟に棟包み板金の内巾で貫板を取り付けします。
棟包み板金の継ぎ目には内コーキングをしてスクリュー釘で釘留めします。
ケラバ部を巴加工して仕上げ完了です。きれいな仕上がりですね。
工事のきっかけ
屋根材が割れてしまって破材が落ちてきたとの事でお問い合わせをいただきました。