吉岡町でコロニアルクァッドへの葺き替え工事。平葺き。
コロニアルクァッドの平葺きです。一段目を葺く前にスターターを葺きます。スターターはコロニアルの千鳥部の隙間からの雨水が浸入しないために葺きます。スターターには水下から20mm上がったところに合わせ位置があるのでその合わせ位置を軒先水切りのへの字に折れているところの山に合わせて釘穴が4箇所空いているので32mmの釘で留めます。
コロニアルの本体にもスターター同様4箇所釘を留めます。合わせ位置にちゃんと合わせて葺けば千鳥が合います。
雪止め金具の設置です。コロニアル同士の継目に2点留めます。
葺き仕舞いに釘で留められないサイズがきてしまいました。そんな時はコーキングを入れてボンド付けします。上の段の葺き仕舞いの本体を釘留めした時にずれてしまうことがあるのでずれたら軽く押し上げて元の位置に戻してあげます。ずれてるまんまにしておくとそのままくっついてしまうので注意しなくてはいけませんね。
最後の段はカットになります。写真のようにかいものを入れないと貫板を打った時に果ての下端が浮いてしまうのでちゃんとかいものを入れます。果ては棟芯から4寸以内にコロニアルの足が入るようにします。棟包み板金以内に足が入っていなければいけませんからね。