屋根リフォーム工事。ガルバリウム鋼板材スーパーガルテクトの仕上げ作業。
屋根のリフォーム工事でカバー工法という施工方法でスレート材の上からガルバリウム鋼板材スーパーガルテクトという製品をカバー工事しています。今回は仕上げの棟取り作業を行いましたのでご紹介します。
屋根材の本葺きが完了している状態からの仕上げ作業です。まずは棟包み板金を固定するために下地に貫板を設置します。貫板は棟包み板金をかぶせた時に棟包み板金の内寸が貫板にピッタリくっつくように設置します。大棟の貫板は隅棟の棟包み板金が高さが出るので貫板の間隔を少し狭くして設置します。貫板の間隔を狭くすることで棟包み板金を少し折り込んで高さを出すことができますので三又部の納めがきれいに納まります。
ガルバリウム鋼板材はスーパーガルテクトに限らず段差ができます。貫板を設置するとその段差部分にすき間ができてしまいます。なのでシーリング材で防水処理を行います。
スーパーガルテクト用の棟包み板金を使用して棟包み板金を被せていきます。板金同士の継ぎ目には内コーキングをしてスクリュー釘で棟包み板金を固定します。
隅芯の墨に棟包み板金の芯を合わせながら取り付けをします。そうすることで棟包み板金の芯が真っ直ぐ通ります。
三又部は棟包み板金を加工して納めます。きれいなY字になっていますね。これは隅棟と大棟の芯がちゃんと合っているからです。どこかの芯がズレてしまうときれいなY字になりません。
靴を下履きと上履きで履き替えるのですがどうしても足跡がついてしまいますのでモップできれいに掃除します。
とてもキレイに仕上がりました。