屋根のリフォーム葺き替え工事。ディプロマット材仕上げ作業。
高崎市で屋根の葺き替えリフォーム工事を行っています。8寸勾配の急勾配切妻屋根をスレート瓦からジンカリウム鋼板材ディプロマットへと葺き替えます。今回は仕上げ作業を行いましたのでご紹介します。
大棟に換気棟の取り付けを行いました。換気棟とは小屋裏にこもった熱を外に逃がすための通気棟です。換気棟により夏場は熱を外気に逃がし冬場は結露から小屋裏を守ります。換気棟があるのとないのとでは天と地ほどの差があります。
次に棟包み板金を固定するための下地の貫板を設置します。この屋根勾配ですと貫板同士の間隔はほとんどあきません。屋根勾配が変わると角度が変わるので棟包み板金を少し折らないとしっくり納まってくれません。
棟包み板金同士の継ぎ目には内コーキングをしてスクリュー釘で固定します。切妻屋根なのでケラバ水切り板金との取り合いができます。その取り合いは棟包み板金を巴加工しケラバ水切り板金に棟包み板金を咬ませます。板金同士が咬んでいることでちょっとやそっとの風ではビクともしません。
大棟の芯も真っ直ぐ通っていてきれいな仕上がりになりました。急勾配屋根の場合洋風なお宅が多いのでディプロマットが映えますね。