塗装できない屋根?無石綿スレートのザルフグラッサの調査で桐生市へ
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■ノンアスベストの屋根、ザルフグラッサ
群馬県桐生市へ外壁塗装・屋根塗装の御見積りをとりに現場調査に行ってきました。外壁は一般的なサイディングでコーキングの劣化が激しく見られましたが、今回は屋根について詳しく説明していきたいと思います。
こちらの屋根、ぱっと見は何の違和感もない普通のスレート屋根なんですが、、、
よ~く見ると、至るところにこういった無数の細かな亀裂(クラック)が見られます。年数が経てば、もちろんどんな屋根材も劣化しヒビ割れや欠けなどが出てきますが、この亀裂の入り方や痛みの進行具合を見た時に、ちょっと嫌な予感がしました。
見た目だけでは分からないので図面の仕様書を見させていただくと、やはり嫌な予感は的中してました。このスレート屋根材は、ザルフ(ザルフグラッサ)という少し問題になった無石綿スレート、つまりアスベストの入っていない屋根材なのです。
屋根材そのものの反り上りが酷く、ヒビ割れが発生しやすい屋根材なので割れたり欠けたりした破片が落っこちてることが良くあります。
案の定、こちらのお宅も屋根上に欠けた破片が落ちていました。こうしたノンアスベストのスレート屋根材は塗装ができないことで有名です。正確には、塗装しても劣化が早く意味がないから塗装はオススメできないということになります。
同じノンアスベストのパミールやアーバニー程ではないですが、塗装前の高圧洗浄で既にボロボロになってしまい、急遽カバー工法や葺き替え工事に変更になったという話も少なくないです。
無石綿スレートのザルフが使われているお家、もしくは自分の家の屋根材は大丈夫なのかと知りたい方は、専門的な知識と数多くの経験を持つ(株)浦部住総までお問い合わせください。群馬県内・埼玉県北部を中心に活動しておりますので、まずは気軽にお電話・メールお待ちしております。