富岡市に雪害で落ちてしまった雨樋の現調に行ってきました。
富岡市の築年数32年のお宅です。今回は雪害でのお悩みを電話相談していただき一度見てもらいたいという事で現地調査に伺わせていただきました。63歳の気さくなお父さんと笑顔が素敵なお母さんに迎えられ挨拶を済まし現地調査開始です。
軒樋が完全に落下してしまっていますね。隣の別屋根の方は大丈夫です。落下した雨樋は処分してしまったとの事で元の軒樋の種類がわかりません。隣の別屋根が半丸だから半丸かな?と思ったのですが受け金具が角です。すでに廃番になっている製品の可能性が高いですね。新たに設置するにしても受け金具から変えてあげないとダメですね。破風板ではなくモルタルです。だいぶ劣化してしまっています。このままの状態では受け金具を抜いて新たに受け金具を付ける際に割れて落ちてしまう可能性があります。割れて落ちなかったとしても雪が降り積雪で荷重がかかった時にはたして耐えられるか怪しいです。モルタルはセメントと砂と水を練り混ぜて作る材料です。コンクリートと違い粗骨材(砂利)が入りません。高価なのですがクリープ現象などの伸縮を起こしやすいためクラックが生じやすいのが特徴です。一度モルタルを打ち直す事も考えなければなりません。今回は現状の説明をさせていただき寸法を取らせてもらいまた後日御見積書を持って伺わせていただきます。