富岡市で雨押え、唐草板金、ガルバリウム鋼板の取り付け作業
ガルバリウム鋼板や棟板金、必要な材料を先に荷揚げし次の作業をしやすいように段取りしときます。
どんな仕事も段取り八割と言われるぐらい次の事を考え準備しとくのは大事ですね。
今回使うのはJFE鋼板(株)さんから出ているヒランビー220極み-MAXタイプの横葺きガルバリウム鋼板で色は茶系のセピアKNCです。
220というのは材料の働き幅が220㎜という事です。
働き幅というのは簡単に言うと葺き終わった後、実際に見える部分の事です。
板幅自体は333㎜あり、厚みは0.35㎜です。一坪あたり19.4㎏と、とても薄くて軽いのに強い耐久性を持っています。
本当にガルバリウム鋼板はコスパが超高いです!
下屋根は外壁とくっ付いてる事がほとんどです。
なので下屋根では役物を使います。
屋根の外周(ケラバ、軒先)には唐草板金(これはどこでも一緒ですが)、外壁との取り合いには雨押えを取り付けます。
ケラバとは外壁から出っ張っている屋根部分の事です。分かり易く言うと雨樋の付いていない側の事です。反対に雨樋の付いている側を軒と呼びます。
新築時は雨押えの立ち上がり部分が外壁の内側に入るんですが屋根のみのリフォームではどうしても外側に来てしまいます。
なので雨水の侵入を防ぐ為、上っ面にコーキングを打ち補強します。
最後に雨樋を支える樋受け金具を新しい物に交換し軒樋、縦樋、集水器を再び設置しました。