玉村町で瓦屋根に葺き替え工事
瓦屋根に葺き替え工事をしている現場のご紹介です。群馬県佐波郡玉村町のお客さんでうちのホームページを見てご依頼頂きました。足場を組み既存の屋根材を撤去し新しい屋根材に乗せ変えます。撤去を終えたらまず下地となる野地板を張ります。12㎜厚の合板です。
次に下葺き材の防水シートとなるルーフィングを張ります。ライトスーパーシートという合成ゴム系下葺き材オレフィン系樹脂を使います。特徴として夏のベトつき冬の硬直化による折れがなく、オレフィン系の特質の耐久性として耐寒性、耐熱老化性、耐候性があり、表面の突起が縦桟の役割をしています。そして、その突起が足掛けにもなるので急勾配の現場でも安全です。下葺きが終わったらルーフィングの下に軒先水切りを取り付け、上にはケラバ水切りを取り付けます。
次に瓦桟木を280㎜(前後5㎜)ピッチで打ってきます。瓦の種類によって縦幅が変わってきます。桟木を打ったら荷揚げし瓦を葺く段取りをしておきます。今回、使うのはスーパートライ110タイプⅢのマットブラックです。㈱鶴弥さんの商品で和・洋ともに調和のとれるデザインとなってます。陶器質の屋根材で表面がガラス質で覆われているので、セメント系の屋根材と違い塗装の必要がありません。
耐震性能実験により震度7クラスの地震でもズレや破損、脱落しない事が証明されています。平部には同時に雪止め金具も取り付け残りが大棟だけになるようにします。
