玉村町でヒランビーの一文字葺き工事、換気棟を取り付けました
佐波郡玉村町で稲垣商事(INAGAKI)の「ヒランビー220」を一文字葺きで施工しました。
本棟板金には、屋根裏(小屋裏)換気のために換気棟も取り付けましたのでご紹介します。
屋根の下地材となる野地板は、換気棟のためにあらかじめ一部開口しておきます。
野地板には、建築強度の証明された建築用構造合板を使用します。
昔の小幅板と違って、雨漏れの心配が少なく、作業効率も良いのが特長です。
耐水性をもっていますが、公共施設などでは耐火性の高い耐火野地板を使用することもあります。
仕上げ材(ヒランビー)を葺く前に、野地板にルーフィング(防水シート)を下葺きします。
ヒランビーのような金属屋根材は、内部に水が浸入しない構造になっています。しかし、台風や豪雨などの予期せぬ自然災害で万が一の浸水があったときは、ルーフィングが雨漏りを防いでくれることになります。
今回は、改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)という耐久性と止水性の高い物を使用しました。
画像は開口前のものですが、ルーフィングも野地板と同様に換気棟の部分を開口します。
一文字葺きでは、見る角度によって屋根材の継ぎ目が違って見えます。
見た目の楽しさだけでなく、建築様式の和洋を問わないスマートな印象が特長です。
各部板金と換気棟を取り付けて竣工です。
換気棟があると、放っておくだけで屋根裏(小屋裏)の換気が可能です。
これによって、夏場の暑さや冬場の結露を軽減する効果が得られます。
垂木や野地板など構造材の保護だけでなく、お住まいの住環境をより良くすることにもつながります。
当社では、換気棟の後付けといった部分的なリフォームや軽微な補修など、屋根のことならなんでも喜んでお受けいたします。
調査・お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。