高崎市吉井町でコロニアル材からガルバリウム鋼板へカバー工法施工。
こちらは高崎市吉井町の築年数18年の現場です。所々割れてしまっていてコーキングで応急処置がしてあります。コロニアル材はクァッドですね。北面はコロニアル材の劣化と苔が生えてしまっているところもあります。気を付けて歩いていても滑ります。まずは雪止め金具の撤去です。雪止め金具はコロニアル材を葺く時に一緒に野地板に釘留め施工してあるので雪止め金具の上のコロニアル材をはがさないとちゃんと取れません。今回は既存のコロニアル材の上から野地板を張らずそのままルーフィング施工になるので電動工具での切断撤去になります。次に棟包み板金をばらします。棟包み板金は釘で留めてあるので釘を一つ一つバールを使って取っていきます。棟包み板金の重なり部分はコーキング処理してあるので板金鋏で適当な所でカットします。棟包み板金をばらしたら棟包み板金の下地の貫板を取ります。貫板は5寸釘で留まっていたのでバールで釘を抜きます。
カラールーフィングによる下葺きです。今回は既存のコロニアル材の上からの施工ですのでタッカーは使えません。ルーフィングを留めるのに板金で当て物をして45mmの野地下地釘で留めます。ちゃんと留めるためにはコロニアル材の重なっていないところを留めます。2枚重なっているところを打つと釘が貫通できず変形して上に釘の先が出てしまいます。そうするとガルバリウム鋼板を葺いた時にガルバリウム鋼板を貫いてしまったり不備につながるので気を付けないといけませんね。