高崎市吉井町で雨樋の撤去工事。
こちらは高崎市吉井町の築年数27年のお宅です。軒樋と引き込みの竪樋の交換の現場です。今日は既存の雨樋の撤去作業を行います。既存の雨樋は半丸105ですね。半丸105にこの色はないので塗装してあるのがわかりますね。雨樋は屋根面を流れる雨水を集め地上あるいは下水に導くための設備です。今日で27年間の役目を終えます。新しい樋も半丸105での施工になります。破風も塗装してあるので既製品の色で合わせるとなると黒が一番近いですね。
軒樋の受け金具がへの字になっているのは北陸仕様の軒金具です。積雪地域の半丸の軒金具です。番線を軒金具の根元に結んでへの字のところに引っ張って結んで固定します。なかなか高崎市ではお目にかかれないものですね。まずは結んである番線を解く事からのスタートです。
全部解いたら軒樋を撤去します。電動工具を使うと破風や屋根に傷を付けてしまう可能性があるので板金鋏を使って適当な所でカットします。カットした軒樋を受け金具から外すときに中の腐葉土が飛散しないように少し短めにカットするのがコツですね。
軒樋を全部撤去出来たら番線も一つ一つ撤去します。軒樋の受け金具は既存のものが変形や破損が見受けられないので既存のものを使用します。