高崎市新町、大雪でも壊れない様に、雪止めとファインスケア。
今回の現場は、高崎市新町です。屋根は、GL鋼板の立平葺き4寸勾配。南面には、太陽光パネルが、設置されていました。大雪によって、雨樋が、破損してしまいました。そこで、雪止めえを取り付ける事になりました。雪止めは、外壁の部分より棟方向の位置で、取り付けます。雪止めに荷重がかかった時、屋根と軒天に負担がないようにこの位置になります。太陽光パネルが、軒先から、500ｍｍと近い位置にあり、雪が降った時に小さな雪崩が、起きます。雪止め、もしくは、アングルの設置が欲しいところです。今回、アングルは、見た目があまり好きではないという事で、雪止め金具の設置となりました。
災害に強い樋という事で、PanasonicのNF-1を選びました。軒金具はポリカーボネートの固定の金具を使用しました。金具を固定するビスは、ステンレス製を使い強度の向上が期待されます。取り付けピッチは、500ｍｍと間隔を詰めたので、軒樋の強度アップが、さらに期待できます。軒樋の高さは、軒樋の天場が、屋根の軒先と同じになるようにレベルをだしました。高さを下げてしまうと、軒樋にかかる荷重が、大きくなるからです。横方向の勾配は、6ｍで、15ｍｍつけました。あまりつけてしまうと、雨じまいも、見た目も悪くなるので、このくらいが、程よい数値になります。エルボは、90°を使いました。お客様の希望で、納まりにこだわって工事をさせて頂きました。
