高崎市で葺き替え工事。スレート瓦撤去・下葺き。
群馬県高崎市で葺き替え工事が始まりました。既存の屋根材スレート瓦を剥ぎ降ろしガルバリウム鋼板材横暖ルーフSへと葺き替えます。まずは既存のスレート瓦を剥ぎ降ろす作業からです。
既存のスレート材は劣化が激しいです。さっそく棟包み板金からバラします。
手分けして棟包み板金と下地の貫板を撤去していきます。棟包み板金や貫板を固定している釘を落とさないように腰袋に入れながら撤去します。
スレート材は4点釘留めをされていますので釘を落とさないようにスレート材を剥がしていきます。スレート材は坪20枚ですので25坪の屋根ですと約500枚あり4点釘留めされていますので約2000個の釘を抜くということになります。
スレート瓦を剥がしながら本谷板金・ケラバ水切り板金・軒先水切り板金といった役物板金の撤去をします。
下葺きをするのにゴミなどがあるときれいに下葺きできませんのでホウキなどで綺麗にします。
谷部の下葺きですまず谷の芯に沿って下葺き材を流します。万が一雨水が差しても水下に雨水が流れるようになります。その上から下葺き材を左右から交互に折り込むようにピン留めします。谷の芯を踏みながらピン留めする事で下葺き材が谷部に密着します。しっかり芯を出さないと本谷板金を取り付ける際にきれいに納まりません。
上下左右の重ねに注意しながら施工します。