高崎市新町でスレート瓦に横暖ルーフの重ね葺き工事
高崎市新町(旧 多野郡)でスレート屋根にニチハ「横暖ルーフ」の重ね葺き(被せ葺き)工事を行いました。
重ね葺きはカバー工法と呼ばれ、既存の屋根に新しい屋根を重ねる工事のことをいいます。
葺き替え(張り替え)と違って既存の屋根を撤去しないので、解体・処分費がほとんどかかりません。また、工事中でもご自宅で生活していただけます。
カバー工法の他にも、重ね張りや被せ張り、被せ工法と呼ばれることがあります。
まずスレート瓦を洗浄しました。
いくら屋根材を被せてしまうからといって、今までの汚れやカビなどを放置するわけにはいきません。
気分的な問題だけでなく、新しい屋根の耐久年数を縮めかねないからです。
スレート瓦はカラーベストやコロニアルと呼ばれることもあります。
カラーベスト、コロニアルはもともとケイミュー(KMEW)社製スレート瓦の商品名でしたが、そのシェアの高さから一般にそう呼ばれることになりました。
ちなみに、こちらのスレート瓦もコロニアルでした。
洗浄後はしっかり乾かしてから、ルーフィング(防水シート)を下葺きしていきます。
金属屋根は構造上、屋根材の中に水が入ることはありません。
しかし、万が一ということがありますので、その時に備えてルーフィングを施工します。
屋根材による防水を一次防水、ルーフィングによる防水を二次防水といいます。
今回は、日新工業の「カッパ」を使用します。
強度とシール(止水)性に優れた改質アスファルトルーフィングです。
横暖ルーフを軒先から葺いていきます。
横暖ルーフは、高耐久・高耐候のガルバリウム(ガルバニウム)鋼板でできた金属屋根材です。
以前は、金属屋根は断熱や遮音で劣ると言われていました。
しかし横暖ルーフは、表面材に遮熱鋼板、芯材に硬質ウレタンフォームを使用することで、高い断熱性・遮音性を確保しています。
また、遮熱鋼板は塗装高耐食GLめっきとなっていますので、色褪せなどに強い耐性をもちます。
実際に、プレミアムシリーズでは変色保証が20年(施工法などにより異なります)と、メーカー側の自信を伺わせる長期保証となっています。
もちろん、金属屋根の特長である軽さはそのままです。
瓦と比べて10分の1、スレートと比べても4分の1程度の重量しかありません。
カバー工法ではどうしても屋根の重量が増加しますが、金属屋根材ならば耐震性や建物躯体への影響を最小限に抑えることができます。
最後に、工事中についた汚れを洗浄すれば完成です。
カバー工法では、屋根が二重になるため、断熱性や遮音性が向上します。お住まいの外観だけでなく、お客様の暮らしも大きく変えることができるんです。
当社では、屋根のリフォームをなんでも承っております。
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