高崎市にて目地の打ち替えとサッシ廻り増し打ちのコーキング工事
外装の総リフォームをしている現場でのコーキング工事のご紹介です。
窯業系サイディングボードの壁と壁の間の目地(めじ)と言われる部分には ‶コーキング″ というゴムみたいにクッション性のあるものが打たれてあります。
写真を見てもらうと分かる通り、コーキングは劣化してくるとクラック(ひび)が入ったり肉痩せといってコーキング自体が痩せ細り隙間が空いたりします。
せっかく外壁を綺麗にリフォームしても、コーキングの劣化により外壁材に影響を与えてしまうので、目地は打ち替えてあげて、サッシ廻りは増し打ちで厚みを付けてあげます。
まずは、カッターナイフで外壁側面に沿って切れ目を入れ既存のコーキングを撤去していきます。
撤去すると、通常はこのように後ろにジョイナーやバックアップ材という建材が入っているのですが・・・
今回の現場は、コーナーにだけそれが入っていなかったのです。
切り取ってしまった部分はしょうがないですが、ジョイナーがないとコーキングがどこまでも中に入っていってしまうので、施主様に状況を説明し、目地ではあるもののコーナーに関してはサッシ廻りと同様に増し打ちでやらせていただく事になりました。
既存撤去後、マスキングテープを貼って養生し、密着性を高め長持ちさせる為に目地部分は外壁側面に、サッシ廻りは既存のコーキング上にプライマーを塗布します。
プライマー塗布後、新しいコーキング材をガンで充填していきます。
使用したのはペンギンシールの2570Type1-NDという材料です。
窯業系サイディングボードに最適な応力緩和1成分形変成シリコーンとなってます。
充填後、コーキング専用のヘラで綺麗に均し、マスキングテープを剥がせば打ち替えと増し打ち工事は完了になります。
ちなみに、入隅も増し打ちしてあります。