渋川市で屋根工事の仕上げ作業。棟板金と雨押え板金の取り付け
渋川市にて【屋根カバー工法】工事を行っている現場です。
貫板の取り付けまで終わっているので本日は仕上げに取り掛かります。
まずは棟包み板金の取り付けです。
屋根の形状が寄棟なので大棟と隅棟に分けられます。
屋根てっぺんの一番高いところが大棟、4方向に分岐してるのが隅棟です。
隅棟に関しては下り棟とも呼んだりします。
上屋はこれにて完成になります。
上屋と違い下屋には棟が無く、壁と屋根が競ってる部分が多いです。
(※棟がある下屋もあります)
その取り合い部分には雨押え板金という部材を取り付けます。
新築時では屋根から壁の内側に立ち上がっていて、普段目にすることがないので屋根工事や外壁工事に携わってないとあまり知ってる人はいないかと思います。
雨押え板金取り付け後は、垂れてきた雨水の侵入を防ぐために天端にコーキングを打ちます。
屋根工事は新築にしろリフォームにしろ、コーキング一ついい加減に施工するだけで大きな雨漏りへと繋がってしまいます。
お客様が快適に暮らすためには欠かせないものですから、一つ一つ丁寧に仕事するように心掛けています。
こうして、カバー工法を用いたスレート屋根の改修工事は完工になります。
見た目が新築時みたく綺麗になりますし、それ以上にこれまでのスレート屋根と比べると遥かに耐久性が上がりました。
裏側には断熱材が入ってるガルバリウム鋼板なので遮熱効果もあり、夏は涼しく冬は熱を逃がさず暖かい仕様となってます。
まだまだカバー工法を知らない方が多い世の中なので、もっともっと世間に認知されるよう頑張っていきたいと思います。