渋川市で腰葺き屋根の葺き替えリフォーム現場調査しました
渋川市で屋根のリフォーム相談をいただきました。
オススメのリフォームは建物の状態や使用建材、またご予算などによって異なりますので、現場調査に伺いました。
腰葺き屋根の立派なお宅です。
腰葺き屋根とは、瓦と銅板を使って葺いた屋根で、茶室に代表される数寄屋造りの建物でよく見られる屋根です。
額縁葺き屋根とも呼ばれます。
日本の伝統的な施工方法で、建物の格式を上げてみせる効果があります。しかし一方で、施工費用が高く耐久性に劣ることが短所として挙げられます。
門構えや縁側などの小さな屋根を除くと、住宅で見ることは少なくなってきた絶滅危惧種の屋根ですね。
腰葺きに使われる銅板は薄く加工してあるため、どうしても耐久性に難があります。
特に瓦から水が落ちる部分は、雨水が集中するので劣化が進みやすいです。
瓦に使われる釉薬(ゆうやく)や酸性雨に侵された銅板は、さらに薄く劣化してしまい、やがては穴が開いてしまいます。
こういった特徴から、腰葺き屋根の雨漏り相談は当社にも多く寄せられている現状です。
今回は、建物の築年数を考えて屋根を軽くしたいというお客様のご要望でしたので、ガルバリウム(ガルバニウム)鋼板を使った葺き替え工事でのご提案になります。
ガルバリウムは耐候性・耐久性に優れる金属屋根材で、近年では新築・リフォームを問わず金属屋根の定番になっている屋根材です。
断熱性や遮音性も高く、さらに軽量であるため、今回のリフォームにもぴったりな屋根材だと思います。
もし、腰葺き屋根が作られた当時にあれば、銅板ではなくガルバリウムが使われていたのではないでしょうか。
同時に、物置部分の屋根についてもご相談をいただきました。錆びや藻などの汚れが見えますね。
高圧洗浄して塗装(塗り替え)をすれば、見違えると思います。
ガルバリウムを使った屋根材は、メーカーや性能などさまざまな製品があります。
いくつかお見積りを作成して、お客様とご相談したいと思います。
当社は、屋根工事業者として県内外問わず多数の工事実績を積み重ねてまいりました。
リフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
無料見積りいたします。