埼玉県熊谷市で剥離したコロニアル屋根を重ね葺きでお見積り
埼玉県熊谷市へ剥離したコロニアル屋根を重ね葺きでお見積りする為に現場調査に行きました。剥離とは、屋根材(今回で言うとコロニアル)の表面が剥がれて塗膜が無くなり素地が見えてしまう事を言い、コロニアルとは、カラーベストやスレート瓦と呼ばれる事もある薄型の屋根材の事で、どれも同じものと思ってもらって大丈夫です。重ね葺きというのは、既存の屋根材を剥がさず、その上に新しい屋根材を被せる施工方法の事を言います。カバー工法と呼ぶ事が多いですね。
写真を見てもらうと、かなり傷みが進行し、元々ブラックだったコロニアルが白っぽくなってるのが分かると思います。コロニアル屋根のメンテナンス方法として、まだまだ重ね葺きという施工方法の認知度が低いので、ほとんどの人が塗装というイメージが強いと思います。
塗装も出来なくはないですが、ここまで傷んでしまった屋根を塗装してもそこまで耐用年数に期待できないですし、コロニアル自体が下塗りを吸収し過ぎてしまい上塗りがしっかり乗らず密着しないので、下塗りを最低二回は塗らないと、また剥離の原因になってしまいます。
それで塗装したとしても、使う塗料のグレードにもよりますが10年~15年ほどで再塗装が必要になります。重ね葺きでしたら30年から手をかけなくて済むので、将来的にもコスパ的にも重ね葺きしといた方が間違いないです。