群馬県藤岡市でニチハパミールから、コロニアルグラッサに葺き替え工事
屋根を見たら屋根材が浮いてるように見えるので、調査してほしいと依頼をもらい、現場の調査にいきました。屋根に登ってみると、原因はすぐにわかりました。屋根材がパミール材だからです、パミールの特徴はアスベストが入っていないことです、発売当初はアスベストが入ってない画期的な屋根材スレートだったのです。パミールは、アスベストの代わりにパルプ繊維等を使用しました。パルプは軽量化、踏み割れ防止には効果があるのですか、水分をすいやすい特徴がある為です。パミール材の説明して、葺き替え工事をお勧めしました。
パミール材からケイミューさんの屋根材に葺き替えの工事です。今回使用する屋根材は、コロニアルグラッサです。グラッサシリーズは、色褪せの原因となる紫外線エネルギーを、分子と分子が強固に結合した「無機系被膜」で、有機系の塗膜に比べて、色の変化が目立ちません。色はココナッツブラウンです。
瓦を荷上げをして軒先水切りを取り付けて様子です。瓦の荷上げで大事なのは、葺きやすいように瓦を置くことです。葺きながら、邪魔にならず、その都度移動しないように配置すると手間もかかりません。
軒先水切りを取り付けたら、平部の工程です。スターターと言う役物を軒先に取り付けたら、その上に本体のコロニアルグラッサを葺いていきます。一枚の働き寸法は、910×182mmです。今回の雪止め金具は先付けタイプの物なので、平葺きをしながら、一緒に取り付けていきます。
これは、棟板金の写真です。左側が標準タイプの棟包み板金で、右側の棟包み板金は、「換気棟」ようの板金です。換気棟とは、屋根裏上部に集中する熱を放出してくれます。屋根裏換気は寒い冬では結露対策になり、暑い夏では、室内温度の上昇を抑制し、冷暖房の節約にもなりなす。夏場に換気棟の開口部をあけると、そこから熱風が出でくるのを感じますので、換気棟の設置は効果あるのと、肌で感じました。
換気棟の開口をします。今回は、2Pタイプ71820㎜を使用するので、開口を60㎜×1760㎜にします。
平葺きが終わったら、仕上げの棟の工程です。防腐処理済みの貫板を打ち付けて、棟包み板金をかぶせていきます。
棟包み板金をかぶせたら、釘を打ち付けた、釘の頭にコーキング(シーリング)をして、仕上げです。