太田市藪塚町の屋根葺き替え現場の下葺き作業です。
群馬県太田市藪塚町で屋根を葺き替えリフォーム工事しています。カバー工法という施工方法でスレート瓦コロニアルからガルバリウム鋼板材横暖ルーフSへと葺き替えます。カバー工法というのは既存の屋根材を剥がさずに下葺きをして屋根材を本葺きする施工方法です。今回は下葺き作業のご紹介です。
今回使用する下葺き材は日新工業のカッパ23という製品です。ゴムアスファルト系の下葺き材です。今回の現場は寄棟系屋根で谷が一本あります。谷部分には軒先から大棟まで真物で捨て貼りを入れます。谷部分の下葺きは両側から折り込むようにするのですがやはり多少の隙間ができてしまいます。そこから侵入した雨水を軒先に流す為の捨て貼りです。
下葺き材は板金であて物をして釘打ち機で32mmの釘で留めます。新築現場などでは野地にタッカーという道具でピン留めするのですが相手がコロニアル材なので釘打ち機でないと留められません。
下葺きの完了状況です。上下の重なりは100mm以上左右の重なりは200mm以上という規定があります。それに則り施工しました。規定以上に重なっている分には問題ありません。