大泉町へ瓦屋根の棟取り直し工事の見積り調査に行きました
瓦屋根の「棟取り直し」工事のお見積りを出す為に、現場調査で大泉町へ行ってきました。
棟取り直し工事とは…簡単に言うと、既存の棟の強度を上げる工事です。
瓦を一旦外し、漆喰を撤去して、棟金具を取り付け、漆喰を詰め直し、再度瓦を積み直すという施工内容になります。
それでは調査報告をしていきます。
こちら下屋なんですが、棟との取り合いの平瓦が一枚外れて落っこちそうになっていました。
とりあえず、仮止めで差し直しておきましたが
棟の中にある漆喰が全く無く、築26年と少し昔のお家なので、漆喰だけでなく土が使われており、漆喰の奥の土が丸見えの状態になっていました。
他の棟も、全体的に漆喰が剥がれ落ち、土と釘だけで固定されてるような状態です。
そのせいか、棟瓦がだいぶズレ、今にも落っこちそうな勢いです。
ここへ、漆喰だけを詰め直しても今と何ら変わらないので、棟の取り直しをするという事になりました。
それだけでなく、ギリギリ固定している釘ですらこんなに浮いてしまっています。
漆喰が劣化し剥がれ、土だけで支えてるとすれば、棟自体が沈み、釘が浮くような形になるのも不思議ではないです。
早めに工事してあげないと、棟から雨漏りする可能性もゼロではないので、一日でも早く見積りし、お客様に考えていただきたいです。