熊谷市に見積り依頼を受けお家全体の現場調査に行きました
埼玉県熊谷市のお客様からお見積り依頼をいただき、お家全体の現場調査へとお伺い致しました。その様子をご紹介します。訪問販売業者さんに屋根と外壁の塗装工事をした方がいいと指示受けたそうで金額や工事の内容、そもそも実際のところ工事は必要なのかどうなのか不安に思っていました。その業者さんは屋根にも上らず屋根の傷みを指摘し塗装を仰いだそうですが、私達が屋根に上って確認するとアスファルトシングル材が葺かれており非常に綺麗な状態でした。
屋根全体は谷が入り混じった少し複雑な形をしていて太陽光パネルも乗っていたので点検が大変でした。築7~8年ぐらいとお聞きしたので、確かに手をかけるタイミングには差し掛かる頃かなとは思いますがアスファルトシングルに塗装をしてもシングル専用塗料は実際そこまで耐用年数が長くありません。10年は持たないと思います。なので屋根に関しては、やるとしたら塗装ではなくカバー工法で金属屋根を被せた方が先々を考えると安く済むという提案をします。
棟板金の釘が気持ち浮いているとこヶ所が何個かあったので工事するかしないかはまだ分かりませんが、施工までの思いやりとして打ち直しておきました。やるとは決まってませんが、もしカバー工法で施工するとしたら棟は全部、下地から新しい物にするのでそれまで飛ばなければ大丈夫です。
こちらは普段あまり見る事の出来ない雨樋の中の写真です。風に吹かれてきた砂埃などがけっこう溜まっていました。屋根はカバー工法だとしても外壁は塗装工事で十分なので、その際の高圧洗浄で一緒に綺麗に洗い流してあげます。見積りにはそんな事含みませんが当たり前にそういう事をやっといてあげる気持ちが大事です。
こちらはベランダの床です。洗濯物を干したりするのに出入りが激しい場所になるのでベランダは定期的にメンテナンスしてあげた方がいいです。剥がれや亀裂はまだ見られませんでしたが塗装しておいた方が間違いないので、お見積りには必須項目ですね。約一時間かけ隅々まで丁寧に現場調査をしましたが、お見積りを作るにあたってこれは当たり前の事です。いい加減な事はしたくないですしプロとして適切な提案をする為にはしっかりとした現場調査からの、細かい見積書作成が大事になってきます。