前橋市|外壁張り替え工事
今回は前橋市にて外壁の張り替え工事の現場です。雨水が侵入してきてしまったそうでご依頼いただきました。既存の外壁材を剥がし下地まで剥き出しにし防水シートからの張り直しです。今回使ったのはタイベックハウスラップという透湿防水シートです。無数に存在する繊維の隙間から湿気が抜けていく為、結露を防ぎ断熱材や木材の乾燥状態を保ちます。ただ繊維が極細なので湿気は通れても水は通しません。それに軽くて強度もありタッカーで留めた時の穴の広がりも少なく、とても優れたシートとなってます。
その上に胴縁を張ります。胴縁とは外壁材を留める為の下地になります。端には全て張り今回使う外壁材が縦張りの物なので横向きに張ります。縦の物に対して横胴縁にする事で強度が上がります。
下地を張り終えたらその上に外壁材を固定します。ニチハさんから出ている厚さ14㎜の窯業系サイディングボードを張りました。サイディングボードにはかなり沢山の種類に色があるので選ぶ時はどれにしようか悩んでしまうと思います。全面張り終えると落ち着いたシックな色合いが今風のお洒落な外観を作り出しています。
建物全体の出隅になっている角やボードとボードのジョイント部分にはこのようにハットジョイナーという物があり青い部分をボンドブレーカーと言います。こことサッシ周りなどにはコーキング(シーリング材)を打ちます。揺れの衝撃を緩和したり雨水の侵入を防いだりしています。