前橋市で古くなった瓦棒葺き屋根の葺き替え、カバー工法のご提案
前橋市のお客様から、古くなった瓦棒葺き屋根(トタン屋根)の葺き替えについてお問い合わせいただきました。
瓦棒葺きの屋根は塗装や葺き替え(張り替え)で修理することが多いですが、今回はカバー工法をご提案いたしましたのでご紹介します。
ご相談いただいたのは建物の下屋部分でした。
下屋とは、建物(母屋)から差し出して作られた屋根のことで、皆様が見慣れている多くは1階と2階の間あたりから出ている屋根のことをいいます。最近の住宅では付いていないことも多いですね。「さしかけ」や「さしかね屋根」と呼ばれることもあります。
今回は葺き替えでご相談いただきましたが、そのためには一度外壁を取り外さなくてはなりません。そうすると解体費用がかかってしまうので、高額な工事になってしまいます。
ですから、今回はガルバリウム鋼板を使ったカバー工法(重ね葺き)をご提案いたしました。
カバー工法なら、既存の屋根材の上から新しい屋根材を被せる工事になるので、外壁を取り外す必要がありません。
さらに、廃材の処分量もかからず、比較的安い費用で施工することができます。
また、屋根が二重になることで断熱性や遮音性を高める効果もあります。工期も短く、工事中の生活への影響も少なくてすみます。
それでいて葺き替えと同等の耐久年数があるので、今では主流のリフォームになりつつあります。
「重ね葺き」「重ね張り」「被せ葺き」「被せ張り」「被せ工法」などは全てカバー工法のことをいいます。
カバー工法は、屋根だけでなく外壁にも施工することができます。費用対効果は屋根の場合と同様に高いです。
今回のお客様は外壁のリフォームもご検討中ということでしたので、後日お見積りを持って伺いたいと思います。
今回ご紹介したカバー工法の他にも、塗装や葺き替えという選択肢があります。そしてそれぞれに長所と短所があります。
お客様の求めるものによってオススメの方法は異なりますので、お悩みの方はぜひ一度お気軽にご相談ください。
リフォームの工事会社として、きっとご満足いただけるご提案ができると思います。