桐生市でディプロマットの雨押え工事。
ベンダー加工したケラバ板金です。水下は通常のケラバ水切り板金と同様に重箱加工をします。ケラバ水切り板金とは寸法が違いますが加工の基本は同じです。切り口が外に出ないように加工しているのでとても見た目がキレイですね。
下地に貫板がいるので横の折れている部分に釘留めをします。重なり部分は耳と垂れをカットし咬ませます。これで簡単に風災の被害を受けることはありません。
ケラバ板金の垂れ部分は既存の水切りより20mmほど高くして加工しました。雨押え板金や棟包み板金を咬ませるのに咬ませ分長く切るのでぴったりだと巴加工できませんからね。
ケラバ板金の施工が終わったら次は並行部分の雨押え板金の施工です。軒破風から軒先までが狭くテープを貼ってコーキングを打つのが困難なため内コーキングをしました。勾配破風になっているので雨押え板金の通りを気を付けないと雨押えが浮き沈みしてしまうので注意して施工します。
雨押え板金とケラバ板金の取り合いは雨押え板金をケラバ板金に巻き込み咬ませます。角をしっかり出して板金掴みで掴み込みます。切り込みを入れたところにはコーキング処理をします。
これで破風絡みのケラバ板金と雨押え板金の仕上げが完了です。次は切妻屋根の仕上げです。