埼玉県本庄市へ屋根修繕・修理に伺わせていただきました。桟木。
埼玉県本庄市で、屋根修繕・修理として桟木(さんぎ)の取り換え工事を行いました。
屋根の基本構造は、内側(部屋側)から垂木(たるき)→野地板(のじいた)→ルーフィング→桟木(さんぎ)※瓦の場合のみ→屋根材となっています。
桟木(さんぎ)とは、瓦を屋根材として使用する場合に、瓦を留めるため、屋根の上に横に張りわたした角材のことで、瓦桟木とも言います。
垂木(たるき)とは、屋根に傾斜をつける木材のことです。一般的には、屋根の一番高い棟(むね)と呼ばれる部分から下の軒(のき)に向けて、斜めに長い木材が取り付けられます。
野地板(のじいた)とは、垂木の上に設置される板状の下地材です。
ルーフィングとは、屋根からの雨漏り防止のために野地板の上に敷くシート状の防水建材です。
桟木が完全に腐食してしまって、瓦がズレてしまっていました。今回は4番目の桟木の交換にて屋根修繕・修理していきます。
新たにお取り付けさせていただく桟木は、腐敗処理された桟木を使用させていただきました。写真の緑色の棒がそうです。
これで簡易的にはなりますが、屋根修繕工事は完了です。桟木が腐食して固定できなかった瓦も、これで問題なしですね!
家も建てっぱなしではなく、メンテナンスが必要です。その時期は、場所ごとに異なります。特に屋根は普段なかなか目に付かない場所でもありますので、10年・15年と節目の時期に点検してみてはいかがですか?