甘楽町でコロニアルグラッサの葺き替え(張り替え)工事
甘楽町で、ケイミュー(kmew)のスレート瓦「コロニアルグラッサ」の葺き替え(張り替え)工事をしました。
スレート瓦は、軽さと安さが特長の屋根材で、カラーベストとも呼ばれます。
スレート瓦というと、石綿(アスベスト)を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、平成24年の法改正により、現在では石綿の一切の仕様が禁止されています。
今回使用するコロニアルグラッサも、もちろんノンアスベストです。
コロニアルグラッサは、スレート瓦のなかでシェアの高い「コロニアルクァッド」の上位版です。
クァッドに比べて、耐久性や耐候性の面で性能が向上しています。そのぶんかなり高価であると手を出しにくいですが、価格の上昇はわずかに抑えられており、選ぶお客様が増えている屋根材です。
重さは1㎡あたり約20kg程度と、瓦の4分の1程度に収まります。屋根が軽ければ地震時に減震効果を得られますから、防災意識の高まった昨今では人気なのも納得ですね。
完成時には屋根材は半分くらい見えなくなってしまいますが、防水性を確保するために、実際はこのように重ねて施工されています。
今回は、専用の雪止め金具も設置しました。
雪止めがないと、屋根に積もった雪がかたまりになって落下する恐れがあります。
かたまった雪は想像よりも重くて硬いです。建造物に当たれば破損事故になりますし、人に当たれば取り返しのつかないことにもなりかねません。
また雪止めを設置することで、雨樋(軒樋)の保護につながることもあります。
貫板という木材です。
ここにガルバリウム(ガルバニウム)製の棟板金を、ステンレス製の専用ビスで留め付けます。
継ぎ目にはシーリング(コーキング)を塗って、強度と防水性の向上を図ります。
棟(本棟)は風雨や紫外線の影響を強く受けますので、高耐久・高耐候のガルバリウム板金がオススメです。
換気棟を取り付けるために、下葺き材(ルーフィング)を切り取ります。
換気棟があることで、夏の暑さや冬の結露から、屋根裏(小屋裏)を守ることができます。
屋根裏には柱や梁、野地板など重要な建材がたくさんあります。ここを保護することは、お住まい全体の寿命を延ばすことにもつながります。
当社では、塗装や葺き替え、重ね張りなど、屋根のリフォームならなんでも承っております。
また、雪止め金具や換気棟の後付けなど、部分的な工事も喜んでお受けいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
調査・お見積りは無料です。