甘楽町でアスファルトシングルへ葺き替え工事。
甘楽町でセメント瓦からアスファルトシングルへ葺き替えの現場です。施工する屋根材はニチハ製アスファルトシングル材のアルマです。アスファルトシングルは米国生まれの歴史ある屋根材です。ニチハ製のアスファルトシングル材アルマはラテン語で鎧という意味です。その名の通り家を守るという意味が込められています。アルマは他の屋根材に比べ原材料の取得から廃棄までの過程におけるco2排出量が少なく環境にも優しい屋根材となっています。カラーバリエーションは5色とコロニアル材に比べると少ないですが色は鮮やかなのが特徴ですね。アルマの働き寸法は幅が984mm足が143mmです。施工するのに32mmの釘を使います。手で打つ人もいますがコンプレッサーを回してガンで打つのが主流ですね。釘を打つ場所は本体に入っている赤いライン上です。打つのが上すぎると下の黒いテープに当たらずちゃんとした固定ができず風災で被害にあう事もあるので注意が必要です。1枚に対して8発で固定してあるのが通常の施工です。雪止め金具は垂木の位置を出し垂木に千鳥配置で留めていきます。
平葺きが終わったら貫打ちです。貫板を65mmのビスで垂木に固定します。アスファルトシングル材は本体が柔らかいのでスルッと入っていきます。棟包み板金を被せて釘で貫板に固定して施工完了です。よく石が降ってくると言われますがアスファルトシングル材はは表面の粒状石が落下する現象が見られますがこれはアスファルトシングル材特有の現象ですので製品以上ではありません。