伊勢崎市で屋根葺き替えリフォーム工事。カバー工法。
カバー工法で葺き替えをするのにまず棟包み板金と換気棟と雪止め金具を撤去します。煙突周りの雨押えはサイディング材の雨押え板金の立ち上がり部分が入ってしまっているため上から施工します。
棟包み板金の留めている釘を抜き棟包み板金を取り外すと下地の貫板が出てきます。貫板もだいぶ経年劣化していますね。貫板は65mmのビスで固定されていたのでインパクトドライバーを使用しすべてのビスを抜き貫板を撤去します。
貫板を撤去したら換気棟を取り外し撤去します。下葺き材のルーフィングと野地板がちゃんと開口されていますね。この開口により通気をとっています。通気をとることにより湿気や熱気、結露から小屋裏環境を守っているのですね。葺き替えても同じように換気棟は取り付けしなくてはいけませんね。
既存の雪止め金具を撤去するのにサンダーで雪止め金具の根っこに切り込みを入れ手で持ち上げると取れます。コロニアル材にサンダーの刃が入ってしまうと粉が舞ってしまうのであまりよくありませんね。スレート材の粉はあまり体にいいとは言えませんからね。雪止め金具は北面のみなので葺き替え後も北面のみ雪止め金具を取り付けします。