伊勢崎市で大波スレートからコロニアルへ。瓦撤去。
伊勢崎市の大波スレート瓦屋根の既存瓦の剥がしです。
まず棟の役物をバラすと棟の役物を留めるための下地の野縁が出てきました。
大波スレートの谷から雨水が回らないようにシーラーが貼ってあります。シーラーを貼ることにより雀やコウモリなどの侵入も防げます。下地の野縁が経年劣化によりスカスカになってしまっていますね。
棟下地の野縁を撤去したらスレート瓦を剥がします。大波スレートを葺く際に下地として垂木に野縁を流してありますね。
一枚一枚剥いでいくのですが経年劣化により全て欠けてしまいます。
ケラバに流してあるケラバ捨て水切りも撤去します。野縁は5寸釘で垂木に留めてあるためなかなか抜けません。
欠けてしまったスレート瓦の破片や釘などが落下しないようになるべく棟側にまとめてありますね。万が一落下してサッシを傷つけてしまったりガラスを割ってしまわないように注意しなければいけません。
換気棟が入るので通気をとるため野地板を張る前に既存の野地を開口します。
埃や細かい欠けたスレート瓦はホウキを使って撤去します。細かいガラは残っていると野地板を張る際に段差になってしまったりするので確実に取り除きます。
大波スレート瓦と野縁を撤去して掃除が完了しました。