伊勢崎市で経年劣化している大波スレート瓦の葺き替え工事。
使用する瓦はKMEWさんのコロニアルクァッドのネオ・ブラックです。コロニアルクァッドはどんな外観の住宅に馴染む横一文字葺きデザインのスレート瓦です。カラーバリエーションが豊富なのも特徴の一つです。
瓦上げは荷上げ機を使用します。1束8枚入りで約27kgとまあまあな重さはありますがそこは慣れですね。荷上げ機に積むのは1回に4束が一般的です。ワイヤーのチェックは怠ってはいけません。バリが出ていたりすると切れてしまう恐れがあります。コロニアル4束を上げている最中にワイヤーが切れてしまったら大事故になりかねないですからね。
軒先に黒い物が付いているのが軒先水切りです。軒先水切りは屋根面の雨水を効率良く雨樋に落とすための板金です。野地を出したことによりちょうど雨樋の真ん中に水切りがいっていますね。これなら雨水がちゃんと雨樋に落ちるので問題なしです。
ケラバ水切り板金です。板金はASAHIをメインに使用させていただいてます。ケラバ水切り板金は水下を重箱加工します。重箱とはケラバ水切りのエンドですね。加工しないと雨水が勢いよく流れて雨樋に落ちなくなってしまいます。なので加工して箱型にして流水を止めて雨樋の中に落とせるようにします。