伊勢崎市で、瓦棒葺き屋根、玄関上和型瓦、撤去後の作業
先ずは軒先唐草の取り付け、ビスで取り付け、ピッチは455mm以内で取り付けます。
次にケラバ唐草板金の取り付けです。
ケラバ唐草は、ルーフィングの上に取り付けます。
この板金は流れてきた水を切るのと、本体の立平板金を掴みこむためです。
立平ぶきの時は予め、屋根の流れの長さの寸法を測って、それを元に工場で成型して現場に持ち出します。
なので、短時間で工事ができて、廃材もほとんどでません。
この板金は本谷板金です。
この場所は、屋根と屋根とがぶつかり合い双方の屋根に降った雨が合流する所です。合流した雨はそのまま樋へ流れていきます。
ここの立平の納めは、谷の芯から双方50mmづつ離して斜めにカットして納めます。
なぜ谷の芯から50mmづづ離すかと言いますと、双方から流れてきた雨水がスムーズに流す為と、埃や木の葉などが詰まらないよう流れをよくするためにです。
玄関上の屋根材は、立平と同じガルバリウム鋼板ですが、ヒランビー222と言う、本体と本体のジョイント部が目立たない、一文字葺きが美しい屋根材です。
こちらも立平部分同様、谷芯から50mmづつ離して、屋根材を葺いていきます。
既存の屋根との取り合い部分は、雨水の侵入を防ぐ為に、本体を立ち上げて、立ち上げた部分手前に、シーラーと言うスポンジ状の物を張り付けます。
これにより、さらに防水効果が上がります。
そして、仕上げにその上に、雨押え板金を被せます。
最後に雪止めを取り付けて、完了です。
これで雨漏りの心配もなくなって安心です。