伊勢崎市でガルバリウム鋼板へ葺き替え工事の仕上げ。
芯割りしてチョークラインで墨出ししたらインパクトに取り付ける板金カッターでチョークラインに沿ってカットします。この時板金カッターの刃がチョークラインに対して内側になるように刃を入れます。そうする事で切り口がキレイな状態になります。写真のように外側の切り口は波うってしまっていますね。ケラバ部分は掴み込みをすると切り口が下から見えるので波うっていると見栄えが悪いですね。
軒先側の唐草にガルバリウム鋼板のハゼの先を合わせます。赤い印はスタートのハゼの水返しの面の寸法で印してあります。この墨に合わせないとガルバリウム鋼板が斜めになったりしてしまいます。縦葺きなので縦の通りが狂うと見栄えが悪くなるので気を付けなければいけません。
ビスは32mmの平頭ビスを使用します。平頭でないとハゼを咬ませた時にビスの頭が浮いてガルバリウム鋼板が変形してしまいます。ピッチは455mm以内が基本です。
水上と水下の掴み込みは勘合式立平葺用鼻曲器を使用して折り曲げます。写真のようにまず道具をガルバリウム鋼板の耳にはめます。グイっと織り込むと折口がキレイになります。
最後に雪止め金具を真っ直ぐに付けて施工完了です。キレイに仕上がりました。