深谷市にて縦目地打ち替えとサッシ廻り増し打ちのコーキング工程
埼玉県深谷市の
「屋根塗装」・「外壁塗装」・「一部雨樋交換」
工事を行う現場です。
今回はコーキングの工程についてご紹介したいと思います。
まず、そもそもコーキングではなくシーリングという風に聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
正確には、隙間や目地への充填のことをシーリングと言うそうなので、今回の工程はシーリングにあたるのですが、コーキングとシーリングはほぼ同義語で、業者やその人その人によって言い方が違ったりしますし、どちらかというとコーキングと言う方が世の中に浸透してるのかなあとも思うので、今回はコーキングで統一したいと思います。
まず行うのは縦目地部分の既存コーキング材の撤去です。
縦目地に関しては新しい物に打ち替えるので撤去する必要が出てきます。
基本的にはカッターナイフで外壁材に沿って切れ目を入れ、側面にコべり付いた残りカスまでしっかり落とし切ります。
廃材を集めるとこんな量になります。
家によってm(メートル)数や目地幅が違うので、使われているコーキングの量も変わってきます。
撤去を終えたらマスキングテープを貼っていきます。
サッシ廻りと縦目地対して壁を汚さないようにと、一番の理由はラインを綺麗に真っ直ぐ出す為にです。
サッシ廻りは三角形に打つことで十分にコーキングの肉厚がとれるため、打ち替えではなく増し打ちで行います。
マスキングテープを貼ったらコーキングを充填するところにプライマーを塗布します。
プライマーを塗らないと密着力が弱く、新しいコーキングを打ってもすぐ剥離することになり兼ねません。
コーキングとプライマーは二つで一つと考えます。
ここまでしてようやくコーキングの充填です。
コーキングガンに材料を吸い込み、目地やサッシ廻りへ隙間のないようコーキングを打っていきます。
打っていったところから、コーキング用のヘラで綺麗に均していきます。
目地幅は一定ではなく、寸法がバラバラなので色んなサイズのヘラを持ち、場合によってはその幅にヘラを切って使うこともあります。
外壁材の凹凸にも合わせ材料を均し終えたら、マスキングテープを剥がしてコーキングの工程は終了となります。
コーキングをいい加減に行うと、いくらこのあと塗装するといっても時間差で浮いてきてしまう可能性があったり、劣化と共に雨漏りの原因になってしまうこともあるので、コーキングだけに限った話ではないですが、コーキング工事は特に丁寧に行うようにします。