深谷市で垂木を補強し野地板を張り下葺き後に唐草板金の取り付け
深谷市で屋根の葺き替え工事を行う現場です。
瓦屋根からヒランビーという金属屋根材に葺き替えるのですが、ガルバリウム鋼板という軽量の超高耐久性屋根材に生まれ変わるので、これからしばらくは屋根のメンテナンスがいらず安心して暮らせるようになります。
既存屋根材撤去後には、まず野地板を増し張りするのですが、骨組みになってる野地板の下地の垂木という木材が一部腐ってボロボロになってしまっていました。
このまま無視して野地板を張る訳にはいかないので、中を掃除して木材を足し垂木を補強してから12㎜厚の野地板を張りました。
野地板を張ったらその上に防水シートを張る下葺き作業を行います。
改質アスファルトルーフィングのカッパ23という下葺き材を使い、屋根からの雨漏りを防ぎます。
ガルバリウム鋼板に限らず瓦でもスレートでも、どんな屋根材を葺いても年数が経てば雨というのは内側に必ず侵入してきます。
それを、この防水シートで守っているのです。
下葺き後には、唐草板金を取り付けます。
唐草とは軒先の事を指し、軒先とは雨樋が付いてる部位の事を言います。
次にケラバ板金の取り付けです。
ケラバとは、逆に雨樋が付いていない部位の事を指します。
だいたいケラバは、八の字になっていて傾斜が付いています。
ひとまず役物の取り付けはここまでになるので、次からは屋根材本体を葺いていく流れになります。