埼玉県本庄市で複雑な形のモニエル瓦を屋根葺き替えでお見積りしました
埼玉県本庄市へ【谷】があり【ドーマー】も付いてる【モニエル瓦】屋根を
【屋根葺き替え】工事でお見積りしに行きました。
■モニエル瓦を屋根葺き替え
この写真が後ろから見たドーマーで
板金の先端が錆びててくの字にあるのが谷です。
ドーマーとは、建築業界では鳩小屋と呼んだりもします。屋根の上に窓の空間を設けた場所の事を言います。
谷とは、山とは反対に屋根に設けられた窪んでる箇所の事を言い
雨水を流す役割をしていて、谷樋とも呼ばれるほどです。
そして、この葺かれてる屋根材がモニエル瓦で正式には乾式コンクリート瓦と言います。
セメント瓦と良く似ているので間違えないようにしてください。
見分け方のコツとして、瓦の小口部分が凸凹になっているのがモニエル瓦です。セメント瓦の場合は切り口がスッキリしています。
現在は既に廃盤になっており、製造していないので入手が難しい瓦です。
廃盤という事も理由の一つではありますが、ここまで見てもらって分かる通り屋根全体に多くのコケやカビが生え、一番の決め手となったのがこの棟です。
おそらく築年数的に棟金具は入ってなく、漆喰が劣化し剥がれてきたせいで棟瓦が歪み釘が全部浮いてしまっていてグラグラな状態です。
棟だけ取り直して平場は塗装で済ませる事もできなくはないのですがモニエル瓦への塗装は他の瓦と比べると少し特殊です。(スラリー層という膜があるため、専用の下塗り材を入れないと剥離の恐れがあります)この先もずっと住んでいくことを考えると屋根葺き替えを検討しておいた方が間違いないです。(瓦のため、カバー工法ができない。。)
先程の剥がれた漆喰が谷に溜まっていました。
雨漏り等はまだ発生していないため、住んでいくうえで影響はないです。この時期にメンテナンスを行うことでお家を長持ちさせることができますね!
■モニエル瓦のメンテナンスは浦部住総にお任せを!
モニエル瓦は正しいメンテナンスを知らない業者が多いのも事実です。リフォーム会社に葺き戻し工事を依頼されて、現調にいったらモニエル瓦だった。なんてこともありました。(施工の段階で割れる可能性があることまで考慮できてない)
それでもお客様のニーズに合わせた工事を心掛けていますので、お悩み事・お困り事がありましたら、お気軽にお問い合わせください!⇒【無料でお問い合わせ】