群馬県富岡市で雨樋が外れてしまっているということで現場調査へ
群馬県富岡市でお客様から玄関上の雨樋が外れてしまっているので見てほしいと連絡を頂きその様子を見るために現場調査へと駆け付けました。想像していたよりも雨樋の外れ方など大きかったのでその様子をご紹介していきます。
群馬県富岡市で連絡を頂いた雨樋の今の状態は、大まかにいうと歪んでいたり外れているような状態だったので新しく交換を行う必要がありました。
工事日はまた後日になるので現場調査に行った時のことを詳しくお話していきたいと思います。
雨樋にも部分ごとに名称が付いています。
この写真に写っている部分は、軒樋(のきどい)といわれています。
この部分は、屋根の軒先に設置されている水平の雨樋のことをいいます。
屋根の上に降った雨樋はまず軒樋に流れてきます。
その軒樋が下で支えているはずの金具が外れていて、軒樋自体が歪んでいました。
集水器(しゅうすいき)といわれている部分の様子になっています。上合(じょうごう)ともいわれています。
この部分は、軒樋と縦樋の交差している部分に取り付けられている箱状の事をいいます。
軒樋から流れてきた雨水をここに溜めて縦樋へと流し込む役割をしているんですが、その溜める部分が屋根の上に設置されている鬼瓦に塞がれてしまっている状態です。
上の二枚の写真は、縦樋に雨水を流し込む前段階で設置されているのは、呼び樋(よびとい)といわれている部分になっています。
どんどん重みに耐えられなくなった雨樋が下に垂れ下がってきてしまっているのが分かります。このままだといつ大きな落下が起こるかわかりません。
なので、既存の雨樋は撤去し新しいものに交換する事になったので、現場調査を行った時点で既存の雨樋は取り外しを行っておきました。それで工事当日に備えておきます。