群馬県高崎市で葺き替えリフォーム。野地張り。
群馬県高崎市で屋根の葺き替えリフォーム工事を行っています。既存瓦の和瓦を降ろして新しくガルバリウム鋼板材を葺きます。今回は既存の野地の上に新しい野地を張ります。
まずは軒の出を決めます。和瓦とガルバリウム鋼板材とでは出寸法が異なるため既存の軒の出と一緒にしてしまうと雨樋に雨水が落ちなくなってしまいます。なので既存の野地より30ｍｍほど出します。これでガルバリウム鋼板材を葺いた時に上手に雨樋に雨水が落ちます。
野地は合板材の物を使用します。幅が1820ｍｍなのでスタートを垂木の芯で合わせると自然と継ぎ目が垂木の芯になります。
端は垂木の芯ですが両端だけ留める訳ではありませんので一段目の上端に垂木位置の印を出します。棟部の張り終わりの下の野地の上端にも同じように垂木位置の印を出します。そうすると上から下まで垂木が出ますので全ての垂木に野地を固定できます。
少し見えにくいですが赤い墨が上から下まで出ています。これが垂木位置になります。赤い墨に沿って野地を本締めします。
果ては棟芯で野地板をカットします。野地を全て本締めしたら野地張り完了です。
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