群馬県伊勢崎市で棟板金交換作業。
群馬県伊勢崎市でスレート屋根の棟板金交換作業を行いました。
朝8時頃に現場に着き屋根に上ると北面・西面に霜が降りています。冬時期の屋根はいつでもこうです。立地条件にもよりますが陽が当たらないと南面・東面にも霜が残ってしまっている時もあります。さすがに霜が降りている部分には上れません。
出来るところから既存の棟包み板金と下地の貫板を撤去していきます。作業しているうちに陽が高くなれば霜も溶けることでしょう。
すべての棟包み板金と下地の貫板を撤去し終わりました。
棟包み板金と下地の貫板を固定していた釘は落とさないようにします。小さい釘は落としてしまうとどこにいったか分からなくなってしまうので注意しなくてはいけませんね。
下地の貫板を設置します。貫板は65mmのビスで固定し防腐の製品を使用しています。
棟包み板金同士の継ぎ目には内コーキングをしてスクリュー釘で固定します。
三又部は棟包み板金を加工してすり合わせます。棟包み板金の芯同士が合っているのは隅棟の芯が合っている証拠ですね。
大棟の棟包み板金も三又部の加工をして納めます。棟包み板金の芯がY字になっていますね。これは隅棟と大棟の芯が合っているという事ですね。
釘頭と三又部にシーリング処理をして作業完了です。