群馬県伊勢崎市で下屋根の張替え。インクブルーのヒランビー。
下屋根のガルバリウム鋼板ヒランビーインクブルーの平葺きです。壁側の雨押え兼用水切り板金の中に目一杯差し込み平葺きするのですがこの時に気を付けなくてはいけないのが千鳥の通りです。ヒランビーの千鳥は2尺（606ｍｍ）ごとにある縦の線を一段おきに1尺づつずらすのですがスタートの寸法を間違えると千鳥がずれてしまい見た目が悪くなってしまいます。
下屋根の隅棟部分です。隅棟部分は隅棟の芯を墨出しして墨に沿ってカットします。ヒランビーの千鳥がちゃんと通っています。通りがヨタヨタなっていては見た目が悪いですもんね。
隅棟に棟包み板金の下地となる貫板を65ｍｍのビスで固定します。下屋根の屋根勾配が3寸勾配なので貫板同士の幅は広めになります。棟包み板金の山の部分が棟包み板金の芯になるので棟包み板金を仮置きし棟包み板金の上下の山を両方隅芯に合わせて固定すると棟包み板金いっぱいに下地がくるので施工しやすいし釘の固定もしっかり下地に打ち込めるのでいいです。
壁側の雨押え板金の下地に貫板を65ｍｍのビスで固定します。
隅棟の貫板を打つとヒランビーと貫板の間にすき間が空いてしまうのでコーキングですき間を埋めます。コーキングで埋めないと雨水が侵入してしまい雨漏れの原因となってしまうので要注意ですね。
