群馬県藤岡市で外装塗装工事(付帯部編)
外装全体の塗装現場なんですが屋根、外壁、その他付帯部の三つに分けて書いています。お時間ある方はそちらも是非見てみて下さい。今回は付帯部についてご紹介します。付帯部とはメインとなる屋根・外壁以外の細かい塗り物の事です。着工日に足場を組み、次の日に高圧洗浄をしましたが、その際に屋根・外壁と一緒に付帯部も洗浄します。写真のように欠けてしまったとこやヒビ割れた箇所は屋根・外壁も同じですがこのまま塗る訳にはいきません。
しっかりとコーキングなどで補修をしてから塗装に入ります。正直ヘヤクラックと呼ばれる髪の毛一本分程度のヒビなら下塗り材等で補えちゃいますが、丁寧な仕事をしてお客様に満足していただき、自分も良い仕事をした事で喜んでいただきモチベーションが上がりウィンウィンです。常にこういった丁寧な仕事を心掛けています。
下地調整が終わったら塗り作業に取り掛かります。今回のお家は破風板・鼻隠し、軒天井が外壁と一体型になってるタイプなのでそういった箇所は外壁塗装の際に同時に仕上げました。まずは水切りです。外壁と基礎の間にぐるりと一周お家を囲ってる部材です。雨水が下端に回り込み壁面に汚れを作らないようにと室内に水が入り込まないように設けられています。ブラックでラインを出しカッコよく仕上げます。
次にシャッターボックスです。中の波状の部分は巻き込み式で塗るとかえって汚くなってしまう恐れがあるので上のボックス部分だけ塗装します。付帯部については基本二回塗りで仕上げています。木材の破風板や傷みが進行し過ぎてしまった箇所は三回塗る事もあります。むしろ一回塗りで終わらせてしまう業者さんも沢山あるので見積書での確認や施工中の様子を写真で撮って見せてもらうなどして下さい。
最後に雨樋です。雨水を外へ排出する大事な役割を果たしています。なので水には強い性質ですが紫外線によって劣化してきます。落ち葉や鳥の巣、風で舞ってきた砂埃により詰まってしまう事も多々あります。劣化し破損すると雨水がバシャバシャ飛び散り外壁を傷めてしまう原因にもなりかねません。築20年以上経つお家は塗装よりも交換工事をオススメします。付帯部全体をブラックでラインを出し、引き締める事でお洒落でカッコよくなります。外装全体の塗装工事は屋根・外壁だけでなくこういった付帯部にまでこだわって塗る事で初めて完工します。