群馬県藤岡市浄法寺で半丸105雨樋の交換工事。
群馬県藤岡市浄法寺で雨樋の交換工事を行いました。既存の雨樋と同じ製品でという事でパナソニック製の半丸105の新茶を使用します。
既存の受け金具は着色無しの受け金具を3点釘留めで固定してありました。
新しい受け金具は着色されている製品です。釘ではなくビスで3点固定します。同じ穴にビス留めすると全然効かないので穴位置はずらしてビス留めします。
受け金具の取り付けピッチは既存と同様に700mmです。
受け金具の取り付けが完了したら軒樋の施工です。パナソニック製半丸105新茶です。
軒樋のエンド部分に止まり部材を取り付けします。部材の溝に雨樋用のボンドを入れて軒樋を差し込みます。ボンド付けが不十分だと雨水の漏れにつながってしまいます。
軒樋は受け金具の破風側に耳をはめて正面の固定部分で掴んで固定します。
受け金具の固定部分をすべて掴んで固定します。
軒樋同士の継ぎ目部分には軒継手という部材を使用してジョイントします。軒継手の接着面にボンドを塗り両側の耳にはめます。継ぎ目の内側からボンドが少し出るぐらいでないと軒樋同士の間から雨水が侵入し雨漏れの原因になってしまいます。
集水器は今回角集水器という製品を使用しています。軒樋の通りがばっちりです。集水器に向かって雨水が流れるように勾配がとってあるので正面から見ると左に少し傾いています。集水器の位置は竪樋と真っ直ぐになる位置に取り付けしてあります。
竪金具は出の調整が可能な打ち込みの製品を使用しました。次に集水器からの呼び樋を施工します。
軒樋から竪樋へ雨水を落とす竪樋を呼び樋と言います。竪樋を寸法でカットしエルボという部材を使用して引き込みます。密着する部分にしっかりとボンドを塗ります。
これで雨樋の交換工事完了です。お施主様の要望により竪樋を伸ばしてあります。なんでも雨水が溜まってしまうそうです。これで雨水が溜まるのも解消ですね。