群馬県藤岡市で雨樋の交換工事。パナソニック半丸105。
群馬県藤岡市で雨樋の交換工事を行いました。築年数35年のお宅です。既存の雨樋はガルバ製の半丸105がついていたのですが経年劣化により雨樋の役割を果たしていませんでした。
ぱっと見はなにも問題なさそうに見えますね。
しかし集水器部の軒樋は劣化してボロボロになってしまっています。片側に落としてあるのでこの部分から雨水が漏れてしまっています。
既存の軒樋をばらすのに軒金具の爪を外して軒樋を撤去します。軒金具も釘で留まっているのを抜き撤去します。
新しく軒樋の受け金具を取り付けします。使用しているのは45mm出のメッキ仕様の軒金具です。破風側はT字になっていて3点45mmのビスで固定します。
既存の雨水の落とし位置に集水する様に勾配をつけます。この勾配取りが雨樋の肝です。
軒樋を受け金具にはめ込み爪でつかみ込みます。この時に裏側がちゃんとはまっていないと強風などで飛んでしまう事があるのでしっかりと確認します。
軒樋の取り付け完了です。
軒樋同士の継ぎ目です。しっかりと勾配が通っているので段差がありません。端から端でしっかり勾配がとれている証拠ですね。
ジョイント部には軒継手という部材を使用します。軒樋に密着する部分に雨樋用ボンドを塗りパチッとはめます。天気がいい日であれば5分もすれば取れなくなってしまいます。
集水器の位置は既存の竪樋に対して真正面になるように取り付けします。引き込みの呼び樋が斜めになっていると見た目的にキレイではありませんからね。しっかりと寸法をとらなくてはいけません。
これで雨樋の交換完了です。