群馬県安中市で屋根の張り替えリフォーム工事。板金取り付け。
まずはじめに唐草水切り板金を取り付けします。唐草水切り板金はガルバリウム鋼板ヒランビーやスタンビー、ジンカリウム鋼板ディプロマットなどで使用される水切り板金です。L字になっていて屋根材を咬ませられる形になっていて雨水を雨樋に落とせる形になっています。
取り付けすると下葺きのルーフィングからちょこっと出ている部分が屋根材を咬ませる部分になります。出隅の部分はすり合わせ水切り部分にすき間ができないように取り付けます。
めくってみるとこんな感じです。唐草水切り板金同士は50ｍｍほど咬ませて取り付けてあります。お互いを咬ませて取り付ける事により強度も出るので風災などで被害にあわないように工夫されています。
谷部分の本谷板金の取り付けは本谷板金の芯を谷の芯に合わせます。軒先は芯の墨が見えないので本谷板金の芯から水返しの外面までを測り谷芯の墨から寸法で両側に印をして合わせます。継ぎ目には内コーキングをして雨水の侵入を防ぎます。
棟部分は大棟と隅棟の芯に合わせカットして15ｍｍ立ち上げを作ります。ピンクの線はガルバリウム鋼板ヒランビーの平葺きをするための印です。本谷板金の水返しの内側には25ｍｍのシーラーを貼ります。
軒先部分は唐草水切り板金に本谷板金を加工して咬ませます。これで雨仕舞はOKですね。
