群馬県富岡市でコロニアル屋根をカバー工法でリフォーム
群馬県富岡市でコロニアル（カラーベスト）の屋根をカバー工法でリフォームしました。
コロニアルはケイミューが販売する化粧スレート材の名称で、軽量で安価なため、多くの住宅に使用されています。
コロニアルは主成分がセメントであるため、それ自体には防水性がありません。
塗膜によって防水性を確保していますが、塗膜が劣化すれば水気を吸い込んでしまうようになります。
チョーキング（白亜化）やコケ・藻の発生がみられるようになると、防水性が失われているサインになります。
塗装（塗り替え）や葺き替え（張り替え）といったリフォームを検討する必要があります。
ただし葺き替えには多額の費用がかかりますから、屋根材や下地材に激しい損傷がなければ、カバー工法でのリフォームをオススメしています。
カバー工法は既存の屋根に新しい屋根を重ねて葺く工法で、重ね葺きや重ね工法とも呼ばれます。
既存屋根の撤去・処分費を最小限に抑えらえれますので、葺き替えより安い費用でリフォームすることが可能です。
もちろん塗装と比べて段違いの耐久性を得られますので、とても費用対効果の高いリフォーム方法ということになります。
ルーフィング（防水シート）と仕上げ材のみで仕上げることも多いですが、場合によって野地板の増し張りも行います。
野地板には構造用合板といって、建築強度の保証されているものを使います。
コンパネと呼ばれることもありますが、本来のコンパネ（コンクリートパネル）はコンクリートを敷くときの枠型に使われるもので、全くの別物です。
ルーフィングには改質アスファルトルーフィング（ゴムアスルーフィング）を使います。
従来のアスファルトルーフィングと比べて、高い耐久性と止水性（シール性）が特長です。
もちろん屋根の仕上げ材は内部に浸水しないような構造になりますが、万一の浸水があったときには、このルーフィングがお住まいを守ってくれることになります。
ルーフィングを下葺きしたら仕上げ材を葺いて、板金などの役物を取り付けたら竣工にです。
カバー工法では屋根の重量増加は避けられないため、ガルバリウム鋼板などの軽量な金属屋根材が多く使われます。
既存の屋根材や劣化の具合、建物全体の強度などの条件で、カバー工法が施工できない場合もございます。
当社では、塗装や葺き替え（張り替え）工事など、屋根のことならなんでも責任をもって承ります。
専門業者ならではの、他社より安いお見積りにも満足していただけると思います。
調査・お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
