群馬県高崎市で外壁の隙間と下屋根のひび割れの現場調査
群馬県高崎市で現場調査に伺ったお家の様子です。この写真からわかることは、よーく見ると屋根材が反り返ってしまってるのが分かりますか?
反り返りの原因としては、乾燥や湿気の吸収を繰り返すことによって発生してしまいます。
問題点としては、隙間の増加により防水性が低下してしまい雨漏りを起こします。また、下地を腐らせてしまいます。
次に、オレンジっぽくなっているのが分かりますか?
これはコケです。
コケが発生してしまう原因としては、立地環境や勾配によるものだと思います。
問題点は、横に重なっている部分をコケで塞いでしまっているため雨漏りを起こしやすくなってしまいます。
二枚の写真を見てみると、一ヶ所だけ太い線のようになっているのが分かりますか?
これは、経年劣化により外壁の板が下がってきてしまったんじゃないかなと思われます。外壁のつなぎ目のことを建築業界では「アイジャクリ」と呼んでいます。
工事当日は、外壁が横にだいたい5~6枚張り付けてあるんですがそこの張り替えを行います。
今度は、屋根の部分です。今回修繕する場所は、下屋根になります。
お客様のお家の屋根に使われているものは、「コロニアルグラッサー」という屋根材でした。
外壁と屋根材の境目に取り付けられている雨押え板金周辺に、ひび割れが起きてしまっています。
問題点は、雨漏りの原因や強風が起きた時コロニアルという屋根材は軽量で作られているため、飛散しやすくなってしまいます。
今回修繕する部分は、雨押え板金の近くということもあり外壁をいったん剥がさないと新しいコロニアルグラッサーに交換できません。理由は、雨押え板金と屋根材が絡むように設置がされているからです。
工事当日は、安全に作業を行っていきたいと思います。