群馬県佐波郡玉村町でアスファルトシングルに葺き替え工事
群馬県佐波郡玉村町で今回使用する「アルマ」に葺き替え工事を行うためにまずは、ルーフィング敷きが終わった後からのご紹介です。
ルーフィングが敷き終わり、屋根材を荷揚げしてある状態です。
アルマに葺き替えをするときのルーフィング(下葺き材)は、アスファルトルーフィングを使います。
このルーフィングは従来の防水シートの二倍以上の耐久性が認められています。
重ねしろは、縦100mm、横は200mm以上になってます。大棟の部分に関しては、600mm以上(片側300mm以上)重ねます。棟部分はお互いのルーフィングを多めに重ねることによって雨漏り防止にもなります。
軒先部分に関しては、アルマ用シングルセメントという接着剤を使って固定をしていきます。
この写真は、アルマを葺き終えて棟の部分に棟板金を被せる前の様子になってます。
アスファルトシングル「アルマ」とは、全米で80%以上のシェアを誇る屋根材になっています。日本でも普及しつつあるので、屋根材として注目されています。
加工しやすいことから屋根の形状や状態に合わせて貼り方を変えることができます。
アスファルトシングルの原料はグラスファイバー(ガラス繊維)を基板にしたものです。表面を傷から守るために石粒(砂など)で施しています。
施工方法は、アルマは軒先から棟部分に向かって一段ずつ張り付けていきます。二段目以降は、下段との継ぎ目が重ならないように注意して施していきます。
固定の仕方は、シングルセメントでまずは貼り付けをしてから一枚に対してシングル釘というものが四本必要になるのでそれを四か所に打って固定します。
最後に棟板金を被せて終わりになります。
今回使用した、屋根材はニチハさんの「アルマ」SA205キャラメルⅡという商品を使いました。
棟板金も暗色でそろえているので、洋風な感じは残しつつ落ち着いた雰囲気の屋根に仕上がりました。